Products 3 | 特色のある花火

1. いないいないばぁ

型物花火と時差式花火を組み合わせ、世界共通の手遊びである”いないいないばぁ”の動作を花火で表現した新作花火です。この花火は、グッドデザインしずおかにて匠賞を受賞致しました。

2. マジック牡丹

三遠煙火の代表作として、初代 小口昭三の考案した ”マジック牡丹” という割物花火がございます。この花火は、打ち上がって開き出した後、一度消えてから再び光り出して大きく開きます。

1. マジック牡丹の開き始め 2. 初めは、赤と黄の輪星 (平面状に開いた輪っか) を従えて青い芯が現れています 3. 星が少し開いた後、一度暗くなりますが… 4. 大きく開いた後に、再び輝き始めます 5. 開ききった”マジック牡丹 “

このマジック牡丹により、昭和43年の大曲全国花火競技大会において通産大臣賞 (現在の内閣総理大臣賞) を受賞致しました。

3. 光のアトリエ、光のオーブ

マジック牡丹で使用した “燃焼中に一度消えたように見える (→変化する) 星” を発展させ、玉が開く過程で様々な変化を見せる割物花火を開発致しました。 “光のアトリエ” は平成29年度の土浦花火大会で入賞、 “光のオーブ” は平成30年度の大曲新作花火コレクションにおいて金賞を受賞しており、マジック牡丹のアイディアを更に発展させた割物花火です。

1. 開き初めに強く輝きます2. 虹色の光の帯が現れました3. 開くにつれて、光の帯の色が様々に変化していくように見えます4. 開ききった”光のアトリエ”
2018/08/25 湖西湖上花火大会における”光のアトリエ”

4. 番外編 -城落とし-

遠州地域の小学校等の運動会で欠かせない、”城落とし”という、火薬を用いた競技があります。

これは、お城に見立てた二台の櫓に向かって、紅白二組に分かれ、それぞれの陣地の”城”にお手玉を投げ入れる競技です。玉が城の中に仕込んだ”起爆装置”に当たると、瞬間的に電気が流れ、電気点火によって点火された爆竹が鳴り、煙が出ます。”城落ち”の合図です。

城落としを運動会の競技で採用しているのは浜松市内の一部とここ、湖西市内の小学校に限られますが、戦国時代の合戦を模したイベントとして、保護者や児童の間で親しまれています。

初代 小口昭三が湖西市の小学校での競技を始めて以来、現在市内の小学校で毎年行われています。これも、花火が盛んな三河・遠州地方ならではの花火製品といえます。